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日々のヲタクの思考

リモートライブ参戦の感想

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私は今のコロナ騒動で生活様式や就労体制の改革が急速に行われているこの日本で時代の移り変わりを日々感じています。まさしく今の現代でなければ乗り越えるのが難しかっただろうし、下手したら乗り越えられずにウィルスに人生をダメにされる人が大半だったことも予想されます。ネット社会の発達が今年に入って強制的に導入されることで時代は大きく進歩しました。

 

社会のリモート化の影響は私の推したちの界隈にも色濃く表れました。コロナの影響でライブが軒並み中止になり、接触系のイベント(握手会やサイン会など)なんてもっての外!となってしまったのです。その結果推したちの主な利益となるイベントが一切できないという死活問題に直面してしましました。もちろん本来の動画による収益もあると思いますが、それだけで生活していける活動者は本当に氷山の一角だと思います。そこでイベントのリモート化が急遽必要となったのです。それから急ぎ足で初めてのライブ無観客配信という形での準備が進められました。世界中が混乱している中で少ない可能性を探して最善の形を見つけてくれたことをとても感謝しています。

 

実際に私が何回か無観客ライブ配信に参加してみた感想をまとめて記事にしておこうと思います。

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  •  自分の都合に合わせやすい

私が一番嬉しかったのはこの点です。私は田舎の地方住みなのでどうしても遠征することが難しくあきらめなければいけない公演が今まで沢山ありました。ところがライブ配信の場合はその時間にネット環境があればどこにいてもライブ観戦できるのです。今まで泣く泣く諦めていたライブに参加できることは金額に変えられないぐらい嬉しいことです。

主催者の配慮で当日見れなくなってしまった人などに向けて数時間から数日のアーカイブ(録画)がある場合があります。それは見れなかった人にはもちろん何よりありがたいことですが、見たけど印象に残った曲がもう一度聞きたいとか、観戦中に中座してしまった箇所を見直したいといった様に普通のライブでは考えられないことが出来るのもとても魅力的だと感じました。

  • 参加費が安い

この点も、とても今まででは考えられないです。通常の3割から6割程度の低価格で参戦出来てしまうのです。これは遠征費や宿泊代、いい席を取るために積むチケット代等参戦に関わる金額が関わってきますが、何よりチケット代がとても安いのです。チケットが安いという点が今回のライブに参加する決め手になったっという人も多いと思います。

  • 新規参入しやすい

上記でも述べた通り価格が安く、自分の都合で参加しやすいこともあり、今まで気になっていたけど会場に行くと浮くかな?と少し躊躇していた層が気軽にライブを見れることができるのもメリットだと思いました。私も実際普段はチケットを取らない様なライブを見ることで気軽に自分の音楽の幅を広めることが出来ました。それにどの界隈も新規が気軽に参入しづらい雰囲気があるのが現状です。そんな中で気軽に参加できるライブ配信は十分需要があるように思えます。

 

その反面デメリットに感じることも何点かありました。

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  • 集中してライブを見ることが出来ない

会場で自由に出入りが出来ない環境とは違って、自宅で聞いている場合に家族に呼ばれたり、荷物の配達が来たとか、時間に間に合わずに移動中に見ることになったなど、どうしても集中してライブを見るとこが難しいことも多いと思いました。せっかく楽しみにしていたのにライブの世界観に集中できずに現実に引き戻されるのは残念だなと感じました。

  •  映像なのでライブ感が少ない

私はライブ観戦の醍醐味として会場の大きなスピーカーから響いてくる音楽を全身で浴びる感覚や会場全体で一体となった歓声を届けるなどの感覚的な所だと思っているのでその感覚的な実感がないのはとても寂しかったです。やっぱりヘッドホンから聞こえてくる感覚では物足りないと感じました。

 

  • 歓声が届かない

 

 これが致命的にライブ配信の欠点だと感じました。いつものライブで送る歓声が一切届かないのです。確かにコメントを打てるので感動や感想は送ることが出来ると思いますがそれって生配信でも十分出来ますよね?私が参加したいのは画面越しでは届けることが出来ない好きや感謝を届ける機会なのです。演者さんも生き生きとしたパフォーマンスとまではいかず会場特有の合いの手も楽しめないなど、とてもモヤっとした瞬間が何度かありました。

 

この辺が私が無観客ライブ配信を体験して感じたところです。上記を総合的に考えてもやっぱり会場で米粒ほどの推しとたくさんのリスナーさんたちと一緒にライブがしたい!!!!!と思ったので時代の進化に関係なくライブは最高の娯楽だと思いました。

 

願うのはコロナウィルスの早い事態の収束と推しやリスナーさんに会えるあのキラキラした日々が早く帰ってくることです。