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日々のヲタクの思考

雰囲気さんという謎文化

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私の推しがいる歌い手界隈というものは、ニコニコ動画の中で生まれた独自の文化です。閉鎖的な世界で発展した独特の文化だった為、関わることがないと分からない独自の文化が根付いています。他の界隈から「それ素敵」って言われる文化もあれば「なにそれ?それのどこがいいの?」というまったく理解されないものまで様々です。今日はその数々の独自文化の中でも、私が疑問に思っていることについて少し考えを話したいと思います。

 

※これはあくまで私個人の感想と考えです。

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私も数年単位でこの界隈にいますが、何年いても好きになれない文化が「雰囲気さん」という文化です。

 

雰囲気さんとは、活動者さんの容姿をまねたリスナーさんをさす言葉です。

 

自分が応援しているしていないに関わらず、活動者さんの容姿を似せて自撮りを投稿したり、ライブ会場に現れてリスナーさんたちと交流する、といったことをしているのをよく見かけます。数年前は兎に角流行っていた印象ですが、最近は落ち着いているように感じます。私の憶測ですが、この文化が始まったのはアニメキャラクターのコスプレ文化を真似たところからなのではないかと思っています。好きな気持ちが高まり自分がキャラクターになりきりたいという気持ちはわかります。雰囲気さんによって振る舞いはそれぞれ違うので、活動者の真似をすること自体は何とも思いません。ですが、その姿で活動者の様に振舞ったり、ライブ会場で真似た姿のままで現れたりする行為がとても苦手です。キャラクターと違い活動者は血の通った人間なので自分と瓜二つの誰かが会場で自分の歌を聞いていることを気味悪く思うことは容易に想像できるはずです。真似ることを自己満足で抑えることが出来ず「認知してもらいたい」という勝手な思いの表れなのかもしれないですが、そのような身勝手な振る舞いが苦手なのです。

 会場でリスナー同士で交流することも理解できないです。雰囲気さんを取り囲み一緒に写真を撮っていたりするのですが、会場付近で溜まって悪目立ちすることも多いですし、雰囲気さんと撮った写真や動画をSNS上に活動者のタグと一緒に投稿する人なども見かけます。彼らは芸能人とかとは違い、写真などの容姿をみる機会が極端に少ないです。その為、クオリティーに関わらず本物と物真似の区別がつかない人は多くいます。普段からライブ会場で雰囲気さんを見かけている人ならタイムラインに写真が流れてきてもすぐに真似だと判断できますが、全く知らない人が曲を聞いて検索したときにその写真を見た時に勘違いすることなどを想像できると思います。悪質になってくると活動者の格好のままリスナーに抱きついたりする動画を投稿したり、沢山の人に見てもらいたい気持ちから手あたり次第タグ付けしてたくさんの人の目に触れるようにする人もいます。

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誰かに褒めてもらえたり、認めてもらえたりすることが嬉しくてもっと沢山の人に見てもらいたいという気持ちもわかります。誰かに似せること自体誰でもできる事ではないですし、素敵な特技です。ですが、その行為が誰かの勘違いを呼び、その勘違いが活動者の迷惑になることを頭の片隅に覚えいてほしいです。身内同士で楽しんだり、記念で写真を投稿したいのであればタグをつけずに不特定多数の人が見れないようにしたり、検索避けをして投稿する気遣いがあってもいいと思うのです。一番は鍵垢同士で楽しむのがトラブルも少なくていいと思います。

 

 

今回は私の個人的な感想なので反対意見や同意など様々な意見の人がいると思います。こんな人もいるんだという事を知っていてほしいと思います。

 

でも、いろんな人がいるからSNSって難しいよねw