推しが繋いでくれた縁

実は昨日は私の誕生日でした。

昨日はたくさんのお祝いの言葉ありがとうございました。

リアルな生活でも家族や友人に祝ってもらうことのある誕生日ですがそれをSNSを通じて出会った人達に祝ってもらうとなんだか不思議な感覚になります...

実際には出身も年齢も知らない、もしかしたら何一つ知ってることなんてないかもしれない私を知らないかもしれない友人に祝ってもらうことが純粋に嬉しいのです。そんな得たいの知れない私なんかのために時間を割いて絵を描いてくれたり、忘れずにお祝いの言葉をかけてくれたり...少ししかネットに現れない私を気に止めてくれるだけでも嬉しいのに、その日に自分を思い浮かべてくれる...ありがたいことです。

この友人達は確実に推しが繋いでくれた素敵な縁です。好きな人が同じという共通の事だけでインターネットの大海原でたまたま出会ったのです。たまたま見かけたアイコンだったり、友達募集で気になったり...何かのきっかけがあったことから繋がった縁ですがどれも根底に"同じ人が好き"という気持ちがあります。つまり推しがきっかけなのです。

大人になってから新しい友人を作るということはとても難しく、ましてや年齢も性別も気にせず性格を重視するなんて事になると、とてもじゃないけど気の合う人を見つけるなんて無理です。それにひきかえ、推しが好きという共通の趣味があることが前提で出会えるネットではすぐに仲良くなれます。大人になればなるほど家族や職場の人と過ごす時間が多くなります。それでも十分ですが同じ趣味の話が出来る気の許せる友人がいるのと居ないのとでは人生の幸福度が違うと思います。

たかがネットで出会った薄情な縁ですがそれでも私にとってはかけがえのない縁なのです。ライブに行けば馴染みのメンバーが顔を合わせ、グッズ交換やそれぞれの友達と交流を始めます。ライブが始まるまでとか終電の時間までとかの貴重な時間に自分と時間を過ごしてくれる、推しの話をずっと話していられる…そんなかけがえのないフォロワーさんたちが大好きなんです。

もちろんネットでしか話せない人たちもたくさんいます。そんな人たちも私のかけがえのない友人たちです。推しの言動で一緒に騒いだり、好きな個所をお互いに言い合ったり、時には現実世界での悩みや愚痴をこぼすこともあります。そんな私を励ましてくれたり、気にかけて声をかけてくれたり、学生時代の友人のように気を許せる存在なのです。会ったこともなければ、素性も知りません。でもそんなことも気にならないほど大切な存在なのです。

もちろん、それで悲しい思いをしたことも辛い思いをしたこともあります。

でもそれを乗り越えて得られた友人たちは宝物です。

今年もこんな私を祝ってくれてありがとう！

そしてこれからも推しを愛でる私をよろしくね( *´艸｀)