歌ってみたの魅力

ツイッターのアカウントを作り、気になる人たちをフォローしてからというもの推し事がはかどるはかどる！！

今までは、自分で新作が出てないか時々ニコニコ動画に見に行ってましたが、そんなことしなくてもツイッターで新作の告知がされ、URLも添付されてくるシステムに感激しました。それが彼女だけではなく多くのボカロPや歌い手さんたちが行っていたのです。そこでコラボの曲や大人数の企画などに参加していることを知りました。

告知の中でうれしいお知らせが生放送のお知らせでした。

今まで歌以外の個人情報や容姿に関して一切明かさず、謎に包まれていた彼女のラジオ配信が大好きだったからです。ですが、その配信で私はいい意味で裏切られるのです…
彼女の配信を聞いたことがある方なら知っているとは思いますが、彼女はコテコテの関西人で話し出したらおなかがよじれる程面白いのです。ノリツッコミしたと思ったら、ものまね歌まね、小芝居で一笑いといった感じで１枠３０分の配信があっという間に終わっていくのです。深夜に彼女の配信を聞きながら笑いすぎて主人に怒られたのは今ではいい思い出です。当時は配信するのも一苦労だったのでなかなか思い通りの時間に放送できないことも度々ありました。なので、今日は生放送あるかな？枠とれたのかな？とソワソワしたものです。

雑談放送やほかの歌い手さんとの放送ではそんな感じですが、一度歌枠ともなると彼女の歌声に酔いしれるのです。リスナーさんからのリクエストをランダムに選び彼女が画面越しに歌を歌ってくれるのです。それは目の前でライブが行われているのと同じでした。画面越しですが、気持ちを込めて、時にはアドリブでセリフを入れてくれたり、高音が出にくいときは投稿動画とは違うキーで歌ってくれるのです。その日その時にしか聞けない歌声にどんどん魅了されていきました。そんな２面性にどんどん９６猫の沼の奥底へ誘われていったのです。

そうやって放送を聞いたり、コラボ動画を聞いているうちに他の歌い手さんにも興味が湧いてきました。

ニコニコのいい所は、いろんなボカロPが作った曲をそれぞれの歌い手さんが歌い、弾き手さんがひいて、踊り手さんが躍る、というようにどの曲で誰が制作に関わり、アレンジするのかというのが自由だというところです。つまりいたるところで曲と人との掛け算が行われていくのです。同じ曲でも歌う人によって感じ方が１８０度違うし動画の絵が違うだけでメッセージ性が変わってくるのです。

それを聞く側が好みで選んでいく自由もあります。そんなそれぞれが好きなことをして生まれる素敵な作品たちに目移りしてきたのです。そこから私のマイリスト厳選というヲタク本能をくすぐる動画の海を漂う日々が始まったのです。